※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

Qプラスポーツ部です。熱戦が続く南部九州総体。きょうは糸満市でウエイトリフティングが始まりました。力を尽くす選手たち。そして出場はできなかったものの裏方として競技を支える選手の思いを取材しました。

西崎総合体育館で開幕したウエイトリフティング。バーベルを一気に差し上げるスナッチそして一度肩の位置にバーベルを乗せ二段階の動作で差し挙げるクリーン&ジャーク。この2種目で試技を3回ずつ行い挙げた重量で順位を競います。

糸満高校 3年宮城 空樹選手「最後の大会だから頑張ってとか6本(全て)成功目指してねと温かい声援がきょうも来た」

高校総体 ウエイトリフティング開幕

先月の県総体で優勝した糸満高校3年の55kg級 宮城空樹(あき)クリーン&ジャークの2回目では県総体で挙げた93kgに成功します。そして高校生活最後となった3回目では目標にしていた自己ベストを超える100kgに挑戦。成功はならず記録は2種目トータルで163kg試合後は悔しさをにじませました。

糸満高校 3年宮城 空樹選手「自分の目標であったジャーク100kgを取ることができなかったがまだ引退せずに学校で100kgを取れるまでやろうかなと思っている」

高校総体 ウエイトリフティング開幕

先月の県総体では2位だった南部農林の2年生 知念育利。スナッチでは県総体の記録を2kg上回る76kgに成功するなどトータル170kg今後の成長や入賞に向け弾みをつけました。

南部農林 2年金城 育利選手「高校を卒業するまでにはスナッチ90kgジャークを110kgは取りたい」

競技が進む中もくもくとサポートに徹する選手がいました。糸満高校3年の親泊元希。1月の九州選抜 3月の全国選抜で102kg級優勝この地元インターハイでも頂点を目指していましたが5月に右ひざをケガして出場できませんでした。秋の国体で復帰を目指し今回はアシスタント役です。

高校総体 ウエイトリフティング開幕

糸満高校 3年親泊 元希選手「重量の(設定)ミスをしないようにするのが一番気を使っていたところだが、アシスタントの大事さが分かったいつも表彰されている立場から知ったサポートのありがたさをこれからに生かします。出られない人もいるという気持ちも考えてちゃんと頑張って(県勢には)上位入賞を目指して頑張ってほしい」

ウエイトリフティングは8月3日まで行われます。これからの階級にはメダル候補の県勢選手もぞくぞく登場します。