ハンセン病家族訴訟 総理が謝罪へ

約90年続いた誤った隔離政策。「ハンセン病家族訴訟」で国敗訴の判決が言い渡されたのを受け、安倍総理が24日に原告団と直接会って謝罪することになりました。

原告の1人、宮城賢蔵さんは、安倍総理との面会に備えて、23日午後5時すぎの便で急きょ、上京しました。宮城賢蔵さんは「(安倍総理の話を)聞いてから。相手の話を聞いてから」と話しました。

「ハンセン病家族訴訟」は誤った隔離政策によって、差別や偏見に苦しめられたとして、元患者の家族ら561人が国に損害賠償と謝罪を求めていたものです。

裁判所は6月、原告の訴えを認め、国敗訴の判決を出していました。原告のうち250人、全体の4割近くが沖縄県の出身者で、戦後の沖縄問題の一つともされています。

宮城賢蔵さんは「(官邸に)行って、総理から直接すみませんでしたってこの言葉を聞きたい」と話しました。安倍総理との面会は24日午前になる見通しです。