めざせ甲子園、9校目のきょうは普天間高校です。チームを盛り上げるムードメーカーと文字通りの全員野球。その中心にいるキャプテンに注目です。

奥間選手の校歌独唱「千代にかしこき名を伝う宮居ゆかしきうまし野やわが学舎は聳(そび)えたつ「チーム全体で勝ちます!」」

普天間高校野球部の4番打者でチームを盛り上げるムードメーカー・奥間大河!県の高校音楽コンテスト独唱の部(テノール)で金賞を受賞した歌声の持ち主だ!

奥間大河選手「夏大会は自分はレフトなのでレフトを中心とした普天間高校を作っていきたいです」

レフトが中心…になるかどうかはわからないが夏に向け、選手たちは各ポジションで競い続けている。その背景には普天間の試合での戦い方がある。

めざせ甲子園(9)普天間

米須清徳監督「ずば抜けた選手がいませんので、一人ひとりの持っているものをうまく引き出すことによってチーム力が上がるんじゃないかなと」

普天間は先発メンバーが試合ごとに違い、試合中の選手交代も多い!春季大会では1回戦で19人が出場したのをはじめ、3試合でベンチ入りメンバー20人全員が試合に出た。それは大会前だけでなく大会中でさえも切磋琢磨できる環境へとつながっている。

浜元魁吾選手「誰が出るとかわからないのでそういう面も練習に集中できる要因なのかなと思っています」

米須清徳監督「みんなこの高校野球というものを野球が好きだから一生懸命やっているわけですから。一人ひとりみんなの力をまとめて頑張っていくのが高校野球。全員野球ですよ」

文字通りの全員野球で夏に挑む普天間ナイン。その中核を担うのがキャプテンの高良空旺(あきと)。このキャプテン、練習中はとても厳しい。

秋ベスト8、春ベスト16と結果を出している普天間高校。指導者である米須監督が外部から来ているため常に練習を見られるわけではなく、選手たちはメニューを自分たちで考えるなど練習を組み立ててきた。その中心になってきたのがキャプテンの高良空旺。

めざせ甲子園(9)普天間

高良空旺主将「あと後ろでダラダラしゃべりながらスイングしている人とか。自分で時間を見つけてスイングできるところはスイングして」

指導者が不在でもチームを引き締めるため、時に厳しい言葉も口にしてきた。

高良空旺主将「声回せよ守備もっと全然こっちまで通らんぞ」

浜元魁吾選手「キャプテンがしっかり喝をいれてチームの雰囲気を上げてくれるのでここまで秋・春と成績を残せたのも、自分の中ではキャプテンのおかげだと思っているので」

チームメイトからの信頼も厚い高良。ただキャプテンと言えども同級生。はじめは迷いもあった。

高良空旺主将「嫌われるのも覚悟で厳しくいかないといけないというのもあったのできつかったですけど。言うのは最初はちょっと戸惑っていたところもあるんですけど自分が言っていかないとチームは変わらないし、弱く言っても成長できないと思うので」

夏への思いが強いあまり時に言葉がすぎることもあったという高良。そんなキャプテンを支えてくれる存在がいた。

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伊波翔悟副主将「自分たち2人で1回話し合ってちょっと空旺にこそっと言って平常心に戻したりとかそういうのが多々…笑」

城間翔太副主将「(高良は)考えすぎて硬くなったりする時があるのでそういう時はこういう言い方もあるよとか」

城間翔太と伊波翔悟。キャプテンの良き理解者である2人の副キャプテンだ。

高良空旺主将「自分の心の支えでもありますし、チームに欠かせない存在なのかなと思います」

そんな2人の原点は、ある反省からだった

伊波翔悟副主将「空旺自身1人で抱えることが多かったと思うので、自分たちから空旺に対して大丈夫?とかそういう言葉を長い間かけられなかった2人だったので」

城間翔太副主将「そこは自分たちが協力していかなければいけないと思っていました」

伊波翔悟副主将「やっと最近3人で、みんなにとってこうあるべきじゃないかという話し合いが増えてきたので、そこらへんに関してはひとつになれたかなと感じます」

時に厳しく、時に支え合い、一丸となってきた普天間ナイン。どこにも負けない全員野球でこの夏、勝利の校歌を響かせる!

城間翔太副主将「夏の大会 良い試合ができるように頑張りたいです」

伊波翔悟副主将「全員の良さを出していくような夏大会にしていければ良いなと思います」

高良空旺主将「学校全体でひとつとなって、一戦一戦戦い抜いて甲子園目指して頑張りたいと思います」

「絶対勝つぞ!よぉし!」

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