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若者たちが主催 被爆者証言会

船で世界を周り平和について学んだ若者たちが、被爆者の声を届けようと、名護市で証言会を開催しました。

世界一周の船旅、ピースボートクルーズを経験した若者が企画したこのプロジェクト。証言会では、14歳の頃に広島で被爆した天野文子さん(88)が自身の体験を語りました。

天野文子さん(88)は「ごめんなさい、熱かったでしょ、苦しかったでしょ。私も死ぬはずだったのにごめんなさいって、(死体の中を)歩いたんです」と証言しました。

また、これまで何度も辺野古へ足を運んでいるという天野さん。長年、沖縄へも思いを寄せてきました。

天野さんは「どうして戦争ってこんなに人の命をモノのように、虫のように潰して。特に日本は全然変わっていない。なぜなら沖縄ことも、辺野古ありきで断言しているじゃないですか。どんなに民衆の声を合わせても聞こうとしない」と話しました。

証言会はこのあとも全国各地で行われるということです。