本島周辺で大きく円を描くように進んだ台風13号。沖縄本島地方では長い時間、暴風にさらされ、ケガ人や停電、交通の乱れなど被害が広がっています。状況をまとめました。
大城記者「台風の影響でこのように電線はちぎれており、10mを超えるような大きな木は根元から倒れ、道路を塞いでしまっています」「6日未明から大東島地方に最接近した、台風13号。台風の通過後には倒木が相次いだほか、サトウキビなどの農作物がなぎ倒される被害も出ています」
沖縄本島地方には、6日夜から暴風警報が発表されました。台風が本島周辺で大きく円を描くように進んだため、影響が長期化しました。
「こちら八重瀬町です。強風の影響で店舗の看板が根元から折れ、大きく傾いているのが確認できます」
この台風で、70代の男性が風に煽られて転倒するなど、9人がケガをしたほか、住宅7棟が一部損壊するなどの被害が県に報告されています。
特に大きな影響が出たのが、本島北部です。一時、1万3000戸余りが停電したほか、名護市では「ひんぷんガジュマル」の周辺で車が突っ込む事故が起きたほか、ビニールハウスが川に落下するなどの被害が確認されました。
また、夏の観光シーズンにも大きな打撃となりました。県のまとめによりますと、空の便は6日から9日にかけて729便が欠航。JALグループとANAの2社だけでも、およそ10万人に影響が出ました。
大阪から来た観光客「もともと5日から7日までの旅行で7日に帰る予定だったが、台風で遅れてしまった。急なことでお金も用意していなかったので、カラオケや漫画喫茶などに泊まると思う」
長野から来た人「台風が来る前から海が荒れてて、海水浴ができなかったりとか、そういうのがちょっと残念でしたね。また、来年来ようって話してます」
台風の動きが遅く、長い時間、暴風にさらされた沖縄本島地方。県はきょう、災害対策本部会議を開き、関係機関と連携して被害に対応する方針を確認しました。
玉城知事は今後も台風シーズンが続くとして「引き続き、県として早めの備えを呼びかけていく」としています。
