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宜野湾市長 県民投票不参加を表明

辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票の実施について、宜野湾市の松川市長は25日に県民投票への不参加を表明しました。

25日午後、会見を開いた宜野湾市の松川市長は、県民投票の事務執行を実施しないことを表明。市議会において県民投票にかかる経費を盛り込んだ補正予算案が再議に付しても否決されたことや県民投票の反対意見書が可決されていることを理由として挙げたうえで「市議会の意思は極めて重いものと受け止め、今後の市営運営を考えた場合、市議会との信頼関係は不可欠であり、その意に反して投票事務等を実施することは私としては致しかねるものであります」と述べました。

また県民投票の結果次第では、普天間飛行場の固定化につながりかねないとの懸念も示しました。県内の市町村のトップで不参加を表明したのは宮古島市長に次いで2人目です。

一方、石垣市議会は25日に最終本会議を開き、県民投票実施のための補正予算案について審議しました。はじめに審査をしていた総務財政委員会の報告があり、砥板芳行委員長は否決の報告をしました。

そのあと本会議で、採決が行われ賛成少数で否決されましたが、市長から再議の申し入れがありました。議会で再度審議をしましたが結局、県民投票実施のための補正予算案は否決されました。