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翁長知事 告別式

8日にすい臓がんのため、亡くなった翁長知事。13日那覇市で告別式が執り行われました。翁長知事の遺骨を乗せた車は、13日正午前に自宅を出発し、4期14年を過ごした那覇市役所へ。

また最後の職場となった県庁でも、両副知事をはじめ、集まった多くの職員、県民らが知事を見送りました。

県民からは「翁長知事ありがとう」との声があがっていました。稲嶺恵一元県知事は弔辞で、「あなたが大事にしてきた平和を希求する沖縄の心は次の世代にもしっかり引き継がれていくことでしょう。翁長雄志さん、さようなら」と述べました。

告別式では、翁長知事と生前から親交のあった人や政界関係者、一般参列者らが別れを惜しみました。

鳩山元総理は「人間として心から尊敬しておりましたので、余りにも早くご逝去されたのを本当に悲しんでおります」と話しました。

また新里米吉県議会議長は「みんながひとつになって知事選に向けて戦っていけたあのことを思い出して」と言葉を詰まらせていました。

また、仲井眞弘多前知事は、「ご冥福をお祈りしました」と話していました。

一般参列者は、「知事と一緒に闘った県民との歴史というのは、絶対に消えないということで、改めて、辺野古の新基地ストップを実現するという決意で、(聴聞の列に)並びました」と話していました。

自らを盾に、最後まで信念を貫き通した翁長知事。67歳でその生涯を閉じました。