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カヌー70艇が抗議 停止指示を無視した工事続く

海上での大規模な抗議行動です。辺野古の新基地建設現場で、工事に反対する人たちがカヌーなどで現場に近づき、抗議の声を上げました。

久田友也記者「立ち入り制限水域を示すフロートの周りに、新基地建設に反対する人たちのカヌーがひしめいています」

一部の護岸があと数十mで閉じられるところまで工事が進み、辺野古崎近くでは埋め立てが刻一刻と近づいています。

こうした中、工事に対する抗議を続けている人たちおよそ70人が、カヌーに乗り海上から工事中止を訴えました。

抗議参加者「ひどいですね、やっぱり造っちゃいけないものを造らせてるという国の政府の方針が間違ってると思うんですよね」「中の生き物たちの息の根が止められるというか、海が殺されていくというのを見て本当に胸が痛い」

県は、先週22日、護岸全体の実施設計協議などが調うまで工事を停止するよう指示する行政指導文書を国に送っていますが、工事は止まらず、文書に対する回答も届いていません。