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沖縄近海での地震や津波の際にアメリカ軍の基地内を通り避難することを想定した訓練が2月28日、嘉手納基地で行われました。

この訓練は嘉手納基地に隣接する北谷町の住民が、大津波警報が発令された際、海抜の低い地域から高台に逃げるためには基地の中を通るルートが最も近道であることから、嘉手納基地と合同で毎年行っているものです。

28日の訓練には地域の事業所や保育園の職員、住民など約150人が憲兵隊の誘導に従いながら海抜58メートルの位置までの約1.4kmを歩きました。

参加者は「天災はいつ降りかかってくるかわからないので意識的にそういう姿勢をもっていたほうがいいと思います」と話し、また別の参加者は「(子どもたちを)抱っこしてでもおんぶしてでも散歩車でも来ないといけないと思いました」と話していました。