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旧正月のきょう、糸満市では地元の人たちが集まり昔ながらの旧正月を再現しました。漁で栄えた地域ならではの旧正月とは?

糸満の旧正月

糸満市で保存されている伝統的な民家。きょうはこの民家をまるごと使って、昔から伝わる糸満の旧正月を再現します。

NPO法人上原謙さん「糸満は釣り竿に使うチンブクを使う。この竹を使うわけ。琉球松も使って飾る」

糸満の文化を良く知る上原さんの指導のもと、男性たちは新年のあいさつに挑戦です。

糸満の旧正月

上原謙さん「はい次は、あんたがついで」「いい年にするためがんばりましょう」

仏壇には米と、炭を昆布で巻いたものなど縁起の良いものを供え、手を合わせます。

地元の女性「10人目の孫がほしいです」

糸満の旧正月

きょうは特別に料理も準備されました。琉球王国時代中国の冊封使をもてなすために使われた「東道盆(とぅんだーぶん)」に料理が盛られ、地元の食材をふんだんに使って裕福な家庭の食卓が再現されました。

上原謙さん「旧正月の雰囲気でましたね。観光客とか、内地からきた人が糸満にはいっぱいいて写真を撮っていく人が多い」