県議会決議に小学校上空飛行を否定

日本側との認識は食い違ったままです。普天間第二小学校の上空でアメリカ軍のヘリの飛行が確認された問題で、海兵隊が22日、県議会議員らに対して飛行経路のデータを示し、上空の飛行を改めて否定しました。

県議団は22日、キャンプフォスターでアメリカ海兵隊のダリン・クラーク大佐と面会し、不時着が相次ぐ在沖アメリカ軍機すべての総点検などを求めた県議会全会一致の抗議決議を手渡しました。

仲宗根悟県議によりますとクラーク大佐からは反発する言葉が返ってきたということです。

仲宗根悟議員は、「トラブルがないように点検をしながら訓練すべき、飛ばすべきじゃないの?と」「チェックに対して皆さん緩んでないか?と言った返しに、『車だって故障しますよね』と。歩かしてみないことには気付かないでしょう」と話しました。

またクラーク大佐は先週18日にアメリカ軍ヘリが普天間第二小の上空を飛行した問題について、地図や航跡データをもとに、当日の飛行は普天間第二小と普天間中学校の間の上空だったとして学校の真上の飛行を否定したということです。

沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長は、「我々は監視要員もしっかり見ておりますし、それからカメラでも確認しておりますし。どう考えても上空なんです。決してその、『かすめてる』とかそういう問題じゃないんですよね」と話しました。

ただ航跡データは説明の際に示されただけでデータ自体の提供はなく、これ以上の検証は難しい状況です。

上空の飛行が否定されたことに普天間第二小学校の関係者には「何の改善も望めない」と落胆が広がっています。