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嘉手納基地でのパラ訓恒常化

アメリカ軍は本来伊江島で行うことで日米が合意しているパラシュート降下訓練を、9月21日朝、嘉手納基地で実施しました。

訓練は21日午前7時30分ごろに始まり、嘉手納基地上空を飛ぶ特殊作戦機からパラシュートを装着した兵士らが一斉に飛び降り、およそ20分間で2度に分けて16人の兵士が降下しました。

久田記者は、「嘉手納町役場の屋上から確認していますが、人の姿かたちがはっきりわかるほど近くで訓練が行われています」とリポートしました。

當山宏嘉手納町長は、「嘉手納飛行場を恒常的に訓練場所として使うという意向があるんじゃないかと疑わざるを得ないですね。これについては断じて認めることはできない」と話しました。

嘉手納基地での訓練はことし既に3回目で、日本政府の中止要請も無視した日米合意を骨抜きにする訓練強行に地元は強く反発しています。