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県産の三線普及へ 大物たちが活発な議論

県外産に押される県産品の三線を普及させようと、関係者らが活発に意見を交わしました。

実に75%が海外産で県内産は25%に過ぎないという三線。国の「伝統的工芸品」指定を目指し、7月6日に開かれた県産品の三線のブランド強化を話し合う委員会には大工哲弘さんや宮沢和史さんなどが参加し、意見を交わしました。

伝統製法の県産品は、棹に使われる黒檀などの素材が希少なため、値段が高く、普及が難しい現状です。そのため、委員会では代わりの素材を使用しても工芸品と認められるような方策を議論しています。

今後は県内外200の三線販売店に対するアンケート調査など市場調査も進め、2018年5月の「伝統的工芸品」申請を目指すということです。