※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

訪ねたのは、八重瀬町にある農園。ここのビニールハウスの中で栽培されているのは、なんと、ブルーベリー!北アメリカが原産のブルーベリー。亜熱帯の沖縄でもブルーベリーを本格的に商品化しています!

高嶺正人さん「(Q.どうですか?とれ具合は?)今年の品種は、かなりでかくて甘くてすごくいいですね。」

ブルーベリーを育てているのは、高嶺正人さん。実は、高嶺さん元々の仕事はマッサージ店の経営。ある日店を訪れたお客さんが目の疲れを訴えていたことから何とかできないかと考え、9年前、眼精疲労や視力向上に役立つと言われるブルーベリーの栽培を始めたのです。

南国育ちの県産フルーツ 誕生は「お客様」への思いから

川村アナ「取れたてのブルーベリー!見てくださいこのツヤ!ぷりぷりですね!いただきます!しっとり甘い!美味しい!」

今では沢山の実をつけるブルーベリーですが、始めた頃は苦労の連続でした。

高嶺正人さん「ブルーベリーの栽培自体私もまったく知らなかったですし、最初3株から始めたんですけど全部枯れてしまって、それがどうして枯れたのかも全くわからなくて」

5年間、何度も失敗しながら、2年前ようやく実をつけました。

高嶺正人さん「(収穫しながら)楽しいですね沖縄の方々は中々この生のブルーベリーを食べたことがないと思いますので、是非多くの県民の皆さんに食べてもらいたいなと思っています。」

南国育ちの県産フルーツ 誕生は「お客様」への思いから

そして、朝採れたてのブルーベリーは、現在高嶺さんが経営するケーキ屋さんで販売されます。高嶺さん実は、パティシエの顔も持っているんです。

高嶺正人さん「お客様の喜ぶ姿を想像しながら作っています。」

酸味が強いブルーベリーは、ジャム用に。自分で育てたブルーベリー、1粒も無駄にはしません。

高嶺正人さん「畑で毎日ブルーベリーの成長見て作っていますので、1つ1つ可愛いんですよ、自分にとっては。自分の子どもみたいで。」

沖縄の青い空の下、今豊かに実っています。

南国育ちの県産フルーツ 誕生は「お客様」への思いから