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16-01-12-007

辺野古の新基地建設をめぐり、環境保護団体のメンバーが1月12日、県に対し沖縄防衛局に対する岩礁破砕の許可を取り消すよう要請しました。

海底の地形を変える「岩礁破砕」は、2014年8月に、前知事が沖縄防衛局に対し、許可したもので、「埋め立て承認」とは別の判断が必要になるものです。

これについて12日、環境保護団体が県に対し、「国との法廷闘争に入っている今こそ岩礁破砕も取り消すべきだ」と埋め立て承認の取り消しと同様に岩礁破砕の許可も取り消すべきだと訴えました。

これに対し、県の担当者は、弁護士らと相談しながら取り消しも視野に入れているとしながらも「国との訴訟の経過など見極めながら判断したい」と述べ、慎重な姿勢を見せました。