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高校生が桜の復興プロジェクト

あと2カ月ほどでさくらまつりのシーズンとなりますが、台風などでよわった桜を取り戻そうというプロジェクトがはじまりました。そのプロジェクトを担うのは、南部農林高校の生徒たちです。

これは「桜の復興プロジェクト」で八重瀬公園の桜が弱ってきたため桜に華やかさを取り戻そうと接ぎ木の技術を使い中でも花つきが良く色が鮮やかな個体を増殖をしようという試みです。

八重瀬町の呼び掛けに応じたのは、南部農林高校環境創造課の3年生で、県森林資源センターの職員から接ぎ木技術の講習を受けた後、1本1本大切に作業をしていました。

生徒たちは「地元が八重瀬なので八重瀬の方に協力できるのもうれしい」や「将来桜を満開に咲かせてもらえるように気持ちを込めてやっています」と話しています。

18日に接ぎ木されたのは110鉢、今後1年かけて南部農林高校で育てられたあと、八重瀬公園に植樹される予定です。順調にいけば3年から4年で鮮やかなピンクの花を見ることができるということです。楽しみですね。