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こどもの国でクマ脱走 逃走後約10分で御用

大矢記者は「屋根の金網をこじ開けたその犯人は、発見された当時、この白い日差しの上にいました。そしてこの通路まで降りてきて、一気に走り抜けた先、こちらの広場のあたりで係員の男性たちによって確保されたということです」と話します。

11月7日の正午頃、沖縄市のこどもの国で、脱走事件が起きました。脱走はこれが2回目というその動物とは。

逃げ出したのは、ツキノワグマのメス、美月です。美月は、11月7日、檻の中の柵をよじのぼり、天井の金網を手や口を使ってこじ開けて、外に脱走したとみられています。来園者からの通報で駆け付けた飼育員らが、捕獲用ネットで美月を確保、およそ10分間の脱走劇となりました。

ツキノワグマは性質上、木登りが得意だということもあり、美月は10月も、同様の方法で天井から脱走していて、こどもの国では、檻を全面的に改修するまで美月の公開を中止するということです。家族で来園した人は「残念。くまさん見たかったね」と話し、小さな女の子は「見たかった」男の子は「くまたんちゅき!」と話していました。

美月は、こどもの国にやってきて以来、こどもたちに大人気だということです。檻の外にクマがいてお客さんもさぞ驚いたでしょうね。沖縄こどもの国では「お騒がせして申し訳ない。再発防止の対策を徹底したい」と話していました。