※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

先週末、アメリカ海兵隊の北部訓練場が、一般公開されました。北部訓練場の公開は実に15年ぶりのことでした。総面積7800ヘクタール。県内のアメリカ軍基地の3分の1を占める北部訓練場。海兵隊が本格的にジャングル戦闘訓練を行う施設は、世界にただ1つ、ここにしかありません。

毎年数千人の兵士が、ここで戦闘訓練を行い、実際に戦場へと向かっています。イラクやアフガニスタンへの部隊配備の影響で、この15年間は一般公開されませんでした。今回公開されたのは、この施設のごく一部。火の起こし方など、森の中でのサバイバル術が紹介されました。

卵を泥で包み…火のそばに置くこと15分半熟ゆで卵の完成

この他にも、20メートルの崖からの降下や綱渡りなど、参加者は、普段兵士が行っている訓練を体験していました。

コートニー・カモナ少尉「地域社会と良好な関係を保つことはとても重要だと考えています。海兵隊がどこに行こうと、常に『良き隣人』でいることがとても大切なのです」

参加者男性「なかなか来ることもないので、こういう機会でもないと。中がどうなってるのかなと思いながらいつも前を通ってますけど。貴重な機会だったと思います」

参加者女性「普段なじみがないので、良い悪いじゃなくて知らないことが、怖いというか、近寄りがたいところにつながったりするんで」

海兵隊では、来年以降もなるべく一般公開を行いたいとしています。