およそ35時間にわたって沖縄本島を暴風域に巻き込んだ台風19号。

その強い風と雨の影響で、県内各地では被害が相次ぎました。石橋記者は南大東島で「過去最強クラスの台風が近づき、風が一段と強くなってきました波は大きくうねり、海は大しけの状態です」とリポート。

先週の直撃から2週連続の台風接近となった大東島。小学校は、10日日の午後から、臨時休校となったほか、船が前の週から入港できないまま台風が襲来したことで、街の売店では、今でも食料品などが不足する事態となっています。

店の人は「見ての通り、ラーメン類の棚がほぼない状態で」「船がくるのが待ち遠しいですよね」と話します。大東島に船が入港するのは、今のところ、15日の朝の予定です。

一方、台風直撃の沖縄本島は南城市で最大瞬間風速の49.7メートルを記録。沼尻アナウンサーは南城市の馬天港で「台風19号の接近で、非常に波が高くなっています。こちら馬天港では道路まで波が押し寄せています」と。

野島記者も、浦添市牧港で「こちらでは駐車場の看板がご覧のように裂けるように折れ曲がってしまい、その風の強さを物語っています」とリポートしました。宜野湾市でも、強い風で倒された木が車を直撃するなどの被害が出ました。国頭村比地では、10月10日午前0時の降り始めからの雨量が、557.5ミリに達しました。

那覇市の首里久場川町では、住宅下の斜面が大きく崩れ落ち、今も、3世帯7人に避難勧告が出されたままとなっています。県のまとめによりますと、強風でドアが閉まり指を切断するなど県内で少なくとも26人がけがをしました。また、西原町の南西石油では、台風の影響で、原油タンクから、1.5キロリットルの油が流出しているのが見つかっています。

一方、海の便は、13日も那覇と周辺離島を結ぶ全便が欠航。空の便も14日までキャンセル待ちが続く見通しで、観光客や県民生活への影響は長引いています。