2007年に始まった全国学力・学習調査。7回目となる今年度の結果は、小学校においては国語Aから算数Bまでの4教科で去年から正答率を大きくあげ、全国で24番目にまで成績が上がりしました。万年最下位からの脱出です。

学力向上推進室宮國義人室長「予想よりはるかに特に小学校の場合はいい結果になっているなと思っています。学校に非常に頑張っていただいたなと」

こう語るのは、去年の学力調査後、11月に県教育庁が設置した「学力向上推進室」の宮國室長。学力向上推進室は学習課題を抱える学校を訪問し具体的にその学校にあった取り組みなどを提案してきました。今回のテストでその成果が見えたと話します。

宮國室長「度数分布とか設問ごとの正答率を分析して、学校それぞれの課題改善のためのより効率的効果的な取り組みについてアドバイスしていきました」

しかし小学校の学力が目に見えて上がった一方、新たな課題もみえてきました。

諸見里教育長「去年必死になって小学校の学力向上に努めた中学校は手つかずだった。」

今回の学力テストでも、依然として全国最下位となった中学校。全国との差を縮め、改善しつつはありますが、学校訪問を行っていないなど、小学校への取り組みにくらべ、その対応が遅れていました。

小学校の学力が全国水準になったことで、その流れをどう中学校につなげるか。諸見里教育庁は今日、急遽県内の中学校を訪れました。この3年で生活指導など学校改善に力を入れたという豊見城中学校。挨拶や清掃に取り組む中で、授業姿勢も変わったといいます。

砂川芳之助校長「子ども達が安心して学習に取り組んでいる結果が子ども達の学力に大きく影響していると思います。学校が安定していますので」

諸見里教育長「全国学力最下位を脱出するのは悲願です。中学校はまだしばらく時間はかかると思う。いろんな要因があるのでぜひ一緒に頑張っていきたい」