猛威を振るった台風8号が北上し沖縄が暴風域から抜けたとたん、未明からの激しい雨に驚きました。朝には大雨特別警報が出されましたが通勤通学など事前の対策がとれないまま朝を迎えたという感があります。

暴風特別警報が解除され大雨特別警報に変わった流れを確認します。8日夜遅くから9日未明にかけて暴風域から外れた沖縄本島。9日午前2時52分までに暴風、波浪、高潮、大雨の特別警報はすべて解除されました。しかし。

沖縄本島では未明から再び激しい雨が降り始めました。午前5時から午前7時にかけてのレーダーを見てみると本島地方が真っ赤になっているのがわかります。

読谷村では9日午後6時から7時にかけて観測史上最多の96.5ミリの猛烈な雨を記録、県内各地で激しい雨を記録しました。上間記者は「沖縄本島地方、大雨特別警報が再び出されました。那覇市内、大粒の強い雨が降り続いています。川の流れも大変早くなっています。今後もさらに警戒が必要です」と話します。

特別警報が解除されて5時間後に再びの特別警報。一体なぜこんなことになったのか。気象予報士の仲宗根さんに聞きました。「発達した雨雲が大きく広がってました。活発な雨雲が次々にこの領域で広がりましたので、同じところにた手続きに継続して活発した雨雲がかかり続けました。そのことによって数十年に一度、もしくは50年に一度クラスの大雨となったわけです。そのため気象台はいったん特別警報を解除しましたが、今度は別に大雨単独の特別警報の発表となったわけです。」

特別警報が再び出されたのは解除から5時間後の7時31分。県内各地では大雨や土砂災害などで通勤の車が大渋滞となったほか、学校現場ではすでに登校してしまっていた児童生徒もいて混乱しました。