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国の天然記念物、イリオモテヤマネコが1日、西表島の県道で死んでいるのが見つかりました。車にはねられたと見られます。

環境省によりますと、1日午後8時半ごろ、西表島高那の県道でメスの成獣1体が大原向け車線の路上で死んでいるのを、通りかかった人が発見しました。

路上で見つかったことや体温が残っていた状況から、交通事故直後の発見とみられています。西表島では去年(2013年)、イリオモテヤマネコの事故が6件発生し、1年間での数としては過去最多となっています。

また冬場は繁殖期で活動が活発になることから、環境省では、車の速度を落とすなど、野生動物の飛び出しに十分注意するよう呼びかけています。