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妊娠中に、胎児に障害などがあるかを調べる出生前診断の在り方について考えるイベントが、23日那覇市で開かれました。県医師会が主催した懇談会では出生前診断に携わる医師らが講演しました。

出生前診断では、ダウン症や口唇口蓋裂といった障害だけでなく、三つ子など、特別なケアを要する子どもを見つけ、治療やスムーズな受け入れ準備に繋げることができる一方、安易な中絶が増えることや障害者差別につながる危険性もあることが指摘されました。

講演者のひとりは、出生前診断がはらむこうした問題を妊娠に直面する前に、学校や家庭で話し合い、考えることができる社会であってほしいと話していました。