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宜野湾市の佐喜真淳市長が沖縄防衛局を訪れ、アメリカ軍が先週発表した普天間基地への新部隊配備に抗議しました。

アメリカ軍は6月初めから隊員170人とヘリ8機を新たに普天間基地に配備すると発表しました。

3日午前には早速、新たな部隊に所属するとみられるヘリが確認されました。こうした中、佐喜真淳宜野湾市長は沖縄防衛局の武田局長に対し、常駐機の数が増えるのは普天間基地の危険性除去とは逆行するものだとして、配備計画の中止を求めるよう要請しました。

これに対し武田局長は、今回の配備計画の撤回を申し入れるのは困難だと回答しました。

佐喜真市長は「普天の軽減どころか逆だろうと負担が過重になる。防衛局からも説明はなく今回の事案は遺憾と言わざるを得ない」と話しています。

佐喜真市長はこのほか、オスプレイの配備計画の中止や普天間基地の2022年よりも早い時期の返還実現も求めました。