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沖縄市、北谷町、嘉手納町で組織する三連協は21日、嘉手納基地へのオスプレイ配備に反対する住民大会を開きました。

アメリカ空軍は、2014年以降、嘉手納基地に特殊作戦用のオスプレイ、CV22を配備する計画を持つとされています。21日に北谷町で開かれた大会には、3つの市と町の住民を中心に、主催者発表で1600人が集まりました。

この中で、三連協会長の東門美津子沖縄市長は「オスプレイが配備されることは基地機能の強化であり、地域住民に新たな被害と不安を強いるもの。言語道断」と述べ、断固たる決意で配備反対を訴えていくと表明しました。

取材に応じた参加者の男性は、「今でさえあれだけ本国から、アメリカ本国から訓練に来てるんだからね。オスプレイが来たらもう大変ですよ」と話し、参加者の女性は、現在、海兵隊のオスプレイが低空飛行などをしている状況に触れ、「本当にもう人権無視と言いますかね、怒りを感じています」と話していました。

大会では、オスプレイの嘉手納基地への配備に断固反対の意思を表明するとともに、将来においても配備計画撤回を強く要求するとの大会決議を採択しました。