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53年前、宮森小学校でのアメリカ軍機墜落事故をテーマにした映画「ひまわり」が完成し、2013年1月から県内各地で上映されることが発表されました。

この映画は1959年6月30日、うるま市の宮森小学校にアメリカ軍機が墜落し、児童など18人が亡くなった事故をテーマにしたもので、事故の直前に実際に交わされた教師と1人の少年とのひまわりの花を巡る悲しいやり取りが証言集を元に再現されています。

映画を成功させる県民の会のメンバーは会見をひらき「戦争は庶民の暮らしとささやかな幸せをぶち壊してしまいます。基地は戦争を続けるためのものであり、基地がなくなることは戦争をなくすことにつながります」「沖縄の現実を、未来を考える契機にしてもらえれば」とこの作品に込めた思いを述べました。

映画「ひまわり」は2013年1月から県内各地で上映されますが、12月8日には、事前に「製作協力券」を購入した人を対象に試写会が開かれる予定で、主催者側は予約をしてほしいと呼びかけています。