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東村高江のヘリパッド建設をめぐり、住民の1人に対し、通行妨害の禁止を命じた裁判の控訴審が、11日福岡高裁那覇支部で開かれました。

この裁判は、東村高江のヘリパッド建設に反対する住民の座り込みなどの行為が、国に通行妨害として訴えられたものです。

一審で那覇地裁は住民の1人に対し、「表現活動の範疇を超えている」として通行妨害の禁止を言い渡しましたが住民側は判決を不服として控訴したものです。

11日開かれた控訴審で法廷に立った被告の伊佐真次さんは「軍隊を持たないと誓った国が戦争のための施設を建設する行為こそ、裁かれるべきではないか」と訴えました。

伊佐さんは「本当にバカバカしいですよね、こんな裁判」「裁判を起こす価値が無いと裁判所に判断してもらいたい」と話します。次回裁判は、11月20日に開かれる予定です。