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世界各国の文化に根付いた様々な仮面を紹介する展覧会が、県立博物館・美術館で開かれています。

会場にはアフリカやアジアなど、世界各国で作られた仮面が、笑顔や恐ろしい顔など、表情ごとに分けて展示されています。

スリランカで行われる病気療養の儀式で使われる仮面には、古くから高熱や伝染病などを起こすと信じられている18の悪霊が描かれています。そして、ナイジェリアの仮面は、カモシカの皮を用いて人の皮膚を再現する方法で作られています。

県立博物館・美術館学芸員の仲里なぎささんは「(各地で)実はよく似た表情のものを作っていたりしますので、人間の普遍性を感じられたり、人間てどこにいても同じなんだということを感じて頂けるかと思います」と話していました。

「旅する仮面」展は9月2日まで、県立博物館・美術館で開かれています。