2012年、沖縄戦から67年目の6月です。旧海軍壕では13日に慰霊祭が行なわれ、参列者は平和への思いを新たにしていました。

1945年6月、本島南部では激しい地上戦が繰り広げられ、旧海軍司令部壕にはおよそ4000人の兵士が撤退。窮地に立たされた大田司令官は「沖縄県民斯く戦えり」と電文を打ったあと自決しました。

13日に行われた慰霊祭には大田司令官の遺族をはじめ、この場所で命を落とした日本兵の遺族らが出席。沖縄コンベンションビューローの安里繁信会長は「今日の平和は多くの犠牲の上に築かれたことを忘れず、次の世代へ平和を受け継いでいきます」と述べました。

このあと宇栄原小学校の6年生90人が「月桃の花」を唄う中、参列者による献花と焼香が行なわれ、戦没者を悼み平和への誓いを新たにしていました。

遺族のひとりは「せめて元気の間は参列しようと。一番に平和を願うばかり」と話していました。