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第3次嘉手納爆音訴訟で国側が「住民は航空機の騒音を甘受すべきだ」と準備書面に記載していたことがわかり、訴訟団のメンバーらは16日に沖縄防衛局に抗議しました。

第3次嘉手納爆音訴訟団によりますと、10日に開かれた爆音訴訟で、国側は移転補償を利用しない住民に対し「航空機の騒音を自ら甘受すべきだ」とする内容を準備書面に記載していたということです。

訴訟団の新川団長らは16日に沖縄防衛局を訪れ「甘受」撤回を求める申し入れ書を提出し「住民への差別だ」と激しく抗議しました。

しかし、対応した企画部の伊藤賢次長は「真摯に受け止め本省へ報告する」とコメントするにとどまりました。申し入れ書は田中防衛大臣に届けられる予定です。