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去年8月、那覇市のガーブ川で作業員が流され、4人が死亡した事故で、作業員の遺族が那覇市などに損害賠償を求めた裁判の第一回口頭弁論が20日に那覇地裁で開かれました。

この事故は去年8月、那覇市のガーブ川で、橋の耐震調査をしていた作業員5人が増水した川に流され、4人が死亡したものです。

ことし8月、この事故で亡くなった作業員3人の遺族が「安全配慮を怠るなど事故には過失がある」として被害者がつとめていた建設会社や工事を発注した那覇市などを相手に損害賠償を求める裁判を起こしました。

20日、那覇地裁で開かれた口頭弁論で原告側は「突然の事故で家族を失った悲しみは今でも癒えない」など現在の心境を述べました。

那覇市や建設会社などは、請求の棄却を求めています。次回の裁判は12月15日です。