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今月4日に行われた鳩山総理の沖縄訪問について、普天間基地を抱える宜野湾市の基地対策協議会は「県内移設を強行しようとしている」として、強く抗議しました。

7日に開かれたこの協議会は、市の基地政策について話し合う諮問機関で、県内の大学教授ら12人が参加しました。委員長の高良鉄美琉球大学教授は「総理は今回の沖縄訪問で十分に市民の声を聞いておらず、宜野湾市民の危険性除去の思いが辺野古移設の根拠にされてしまう恐れがある」と訴えました。

協議会では「普天間の危険性除去は移設問題と切り離して一日でも早く解決すべきで、辺野古移設案強行の口実に使われるのは心外だ」として抗議書を採択しました。