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戦場に学徒動員された少年たちは死を覚悟し、遺書を書いていました。

終戦から4年後、豊見城の壕から発見された遺書や遺髪。これらは65年前の4月上旬、鉄血勤皇隊として動員された県立第一中学校の生徒たちが書いたものです。

「一身を鴻毛の軽さにおき、御国のために散る覚悟でいます。もう一度父母兄弟の顔が見たくてたまりません」
「軍人となり、軍服姿に身を固め頑張っています。この髪は遺骨の代わりにしてください」

ふるさとに戻ってこなかった少年たち。遺族はこれらの遺書や遺髪を遺骨の代わりに大切にしているということです。