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1月12日のアメリカ訪問を前に、7日に沖縄の基地を視察した社民党の阿部政審会長は8日、レイモンド・グリーン在沖アメリカ総領事と面談しました。

領事館を訪れた阿部知子政策審議会長はグリーン総領事に対し、現在の普天間基地での訓練について飛行禁止区域の見直しなど、移設までの間の危険を回避する努力をしてほしいと申し入れました。また、移設先については現在、現行案以外の候補地を探していることを伝えました。

これに対してグリーン総領事は、現行案は環境に与える影響などを考慮するとベストではないが、これまでの経緯から唯一実現可能な案だと述べました。

阿部政審会長は「これは当然ですが、今の3党の検討会が辺野古以外の候補地を見つけるという、逆にこちら側の作業にもかかっていると思います。断定的にこれでやれとか、これでなきゃだめとかという表現ではなかった」と話しました。

阿部政審会長は1月12日から訪米し、普天間問題についてアメリカ政府高官と面談することになっています。