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基地建設予定地の一部にある名護市大浦湾のアオサンゴ群集を県の天然記念物にすることを目指すシンポジウムが28日、那覇市で開かれました。

おととし9月にアオサンゴ群集を発見した自然保護団体の東恩納琢磨さんらは今月、天然記念物の指定に向けた陳情を県議会に行っています。シンポジウムで東恩納さんは大浦湾を回遊するジュゴンや珍しい貝を写真で紹介しながら生物の多様性について分かりやすく説明しました。

また、沖縄リーフチェック研究会の安部真理子会長は大浦湾のアオサンゴは環境の変化に弱い単一の遺伝子を持つ珍しい群集であることを説明し、世界的にも貴重なアオサンゴを保全し県の財産にしようと訴えていました。