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新型インフルエンザ対策に向け、知事と医療機関の懇談会が開かれ、今後の体制などを確認しました。そして、この中で新たに女性の重症患者が亡くなったことが報告されました。女性に基礎疾患はありませんでした。

新型インフルエンザで亡くなったのは南風原町在住の24歳の女性です。この女性は8月26日に発熱し、新型インフルエンザと診断されました。女性はカプセルが飲み込めない体質のため、鼻から吸引する治療薬リレンザで治療をしていましたが、肺炎とくも膜下出血を起こし、15日午前11時過ぎに亡くなりました。新型インフルエンザ患者の死亡は県内で2例目です。

懇談会では、新型インフルエンザの発生患者数は一時期に比べて減少傾向にあることが報告されましたが、これから冬場の第2波のピークに向け、病院間の連携、開業医が総合病院で輪番制で診療に当たる協力体制の確立、ワクチン接種やタミフルの備蓄などに全力で当たり、感染拡大防止に取り組むことが確認されました。