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毎年、ハブクラゲによる被害が多くなる海のレジャーシーズンを迎え危険生物の特性や応急処置などを学ぶ講習会が17日那覇市内で開かれました。

講習会には、市町村の担当者や消防、ビーチ管理者、漁協関係者らおよそ300人が参加。県衛生環境研究所の神谷大二郎研究員が、海洋危険生物の種類と危険性、被害にあった場合の応急処置について説明しました。

特に呼吸停止や死亡例もあるハブクラゲによる被害の件数は、2008年の海洋危険生物の被害355件のうち151件を占めています。このため神谷研究員は、ハブクラゲを見かけたら絶対に近づかないこと、また刺された場合の応急処置としては、患部に酢をかけ、クラゲの触手を取り除き、病院で手当を受けることが大事だと呼びかけました。