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ひめゆり学園の誕生から戦争による消滅までの歴史を伝える特別企画展が、1日から糸満市のひめゆり平和祈念資料館で始まりました。

この企画展はひめゆり平和祈念資料館が2009年に開館20周年を迎えるのを機に戦争の時代を経過した沖縄の女子教育の歴史をたどることで平和を発信しようと、特別企画展を開催したものです。

企画展初日は元ひめゆり学徒たちも多数訪れました。会場には沖縄師範学校女子部と県立第一高等女学校の歴史が、写真や模型など114点と、元学徒の回想などで、分かるようになっています。

元学徒の宮良ルリさんは、女子教育の大きな役割を担ったひめゆり学園の教育を紹介すると同時に戦争に巻き込まれていった当時の時代背景もあわせて知ってほしいと話していました。この企画展は、2010年3月末まで開かれます。