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県内各地の子どもたちから寄せられた優れた短歌を披露する歌会が那覇市の識名園で開かれました。

「弟に背を追い抜かれ見上げた日何故か悔しく牛乳飲み干す」「病院に最近入ったおじいちゃん笑顔をお家に忘れたみたい」「君の髪束ねたゴムは桜色この時僕に春が来たかも」識名園で開かれたこの歌会は花ゆうな短歌会が未来を担う子どもたちにもっと短歌に親しんでもらおうと文化の日に実施していて今年で10回目です。

歌会では主宰の比嘉美智子さんが「日本語の豊かさや奥深さを大切に、若者の新しい感性で新しい短歌をつくってほしい」と挨拶、入賞者の歌が一つ一つ詠まれました。

出席者は、次々と詠まれる子供たちの豊かな感性に聞き入っていました。