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那覇市おもろまちの旧市役所候補地を市が安く業者に売り渡したとして、住民が翁長市長を相手に損害賠償を求めている裁判で、住民側は隣接する土地の売買に関する資料を示し、価格の不当性を訴えました。

4日の那覇地裁での口頭弁論で住民側は、隣接する日本銀行の用地売買では複数の専門業者が鑑定し、適正な評価額で金額を決定したと日本銀行からの回答書を裁判所に提出。

会見で「おもろまち一丁目住環境を考える会」の知念徹治代表は、改めて市が不当な価格で土地を売却したと訴えました。

また、3日には超高層マンションの建設に反対して周辺の住民らが予定地を人間の鎖で包囲しました。

住民らは町の景観を破壊する超高層マンションの建設は絶対に許さないと抗議の声をあげ、午後4時過ぎから3回に渡って予定地の周りを包囲しました。