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台風13号の影響で長い間フェリーが欠航していた粟国島に、きょう1週間ぶりに物資が届きました。久田記者のリポートです。粟国島は、台風13号の余波で時化が続き、11日からきのうまで、フェリーが欠航していました。

島のJAや商店は午前中までごらんの状態。「たぶんみんな船が来ないの分かるので、みんな買いだめして、家にはあると思うんですけど」

特に品薄になっていたのが野菜、牛乳といった、生鮮食品。パンもまったく在庫がなく、JAではお米ですら底を突きかけていました。そんな中、今朝、泊港では、ようやく出港することになったフェリーに続々と物資が積み込まれました。

片寄一等航海士「食料とか飲み物とかそういう生活物資が殆どですね。一週間ぶりの出航で島の物資も底をついていたのでホッとした気分です。」

正午過ぎ、久しぶりの船の姿が「島の人たちが待ち望んだ物資を積んだフェリーが、1週間ぶりに、到着しました。」

島民「ぎりぎり以上ですよもう、1週間、十日くらいきてなかったので、生ものとか牛乳、パンが無かったので、大変でした。(きょうはじゃあ美味しいものを作る?)そうですね、きょうからまたご馳走作れると思います」「もうお店の商品が底つきそうでした。(これだけあれば足りますか?)足ります?…足ります」

島が待ち望んだ物資の到着。ただ、きょうのフェリーは出港の判断がけさの7時だったため、注文が間に合わなかった店もありました。

「一番入荷したかったものはなんですか?」「牛乳、卵、ですね、あと野菜と」この店では出港決定の島内放送を聞きいて、急いで注文を取ったため、牛乳や卵は明日以降の入荷となりましたが、野菜などはある程度、入荷できました。

ほかの店でも、物不足はほとんど解消されていました。8日ぶりに船が着いた粟国島の人たちはほっと一安心。島にふたたび活気が戻っていたようでした。