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事件や事故などで亡くなった人たちの遺品を通して、命の重さを伝える「生命のメッセージ展」が12日から那覇市で開かれています。

生命のメッセージ展は、交通事故の遺族などが7年前から全国各地で開いているものです。沖縄では初めての開催で、今回は被害者129人の写真パネルや生前に愛用していた靴や帽子などが展示されました。

飲酒運転にひき逃げされ息子を亡くした佐藤悦子さん(大分)は「生きたくても生きられなかった。これから先、ずっと命がつながっていくはずだった。それをある日突然、飲酒運転の車に断ち切られてしまった。その無念さをこの写真を見ながら感じ取っていただきたいと思います」と語りました。

会場には、遺族が故人に宛てて書いた手紙なども展示されています。生命のメッセージ展はあさって14日まで開かれています。