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3年前のヘリ墜落事故を受けて浦添市のキャンプキンザーで25日アメリカ軍機の墜落事故に対応する日米合同の訓練が行われました。日本の警察と消防、それにアメリカ海兵隊が初めて行った合同訓練。浦添市の民間地域にアメリカ軍機が墜落し事故機の乗組員がケガを負った他、現場近くを走っていた車が事故の影響で追突・横転したという想定で行われました。

訓練では事故が発生した際の日本側からのアメリカ軍への連絡の他乗組員の救助活動、また、現場の立ち入り規制の方法も確認されました。訓練の目的の一つに3年前の墜落事故でアメリカ兵が現場を完全に封鎖し主権の侵害が問題になったことから日米のガイドラインで決めた警備方法が、混乱の中でいかに連携できるのかを確認することがあります。

しかし日米で共有すべき情報の量に比べて通訳の数が少なすぎるといった課題点も浮き彫りとなりました。訓練は今後も定期的に実施される予定です。