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新種とみられるクラゲが沖縄本島近海およそ7200メートルの深海で確認されました。これほどの深海でクラゲの新種が発見されるのは初めてです。

新種と見られるクラゲが見つかったのは、本島から南におよそ200キロ、琉球海溝と呼ばれる海域のおよそ7200メートルの深海です。

無人探査機「かいこう」が2002年4月に撮影に成功したもので、透明の体から2本の長い糸状の構造物を伸ばし、海底を漂っています。泳ぐために必要な櫛板と呼ばれる筋が8本確認できたことから、クシクラゲ類の一種でであることが判明しました。

国際海洋環境情報センターでは「水深7200メートルの深海からクシクラゲ類が発見されるケースも極めて珍しい」と、生体を採取し、研究を進めたいと話しています。