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アメリカ海軍の掃海艇が与那国島に寄港を計画している問題で、県議会の護憲ネットワークは12日、県に対し、寄港を拒否するよう申し入れました。

県議団は、地元の与那国町が寄港を拒否している点を上げ、港湾管理者の県として拒否するよう求めました。これに対して上原昭知事公室長は、緊急時以外の使用は自粛するよう申し入れていると答えましたが、日米地位協定上、拒否はできないとの考えを示しました。

一方、在沖アメリカ海軍の司令官の交代式のため、沖縄を訪れている在日アメリカ海軍のジェームズ・ケリー司令官は仲里副知事と面談。この席で、仲里副知事は「今回の与那国島への寄港は自粛をお願いしたい」と改めて申し入れました。これに対してケリー司令官は今後も同盟国として絆を深めていきたいと答えましたが、与那国島への寄港の問題には直接触れませんでした。