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嘉手納基地で起きた燃料漏れ事故で基地周辺の3つの自治体が8日、基地内に立ち入り調査しましたがアメリカ軍は再び現場での土壌の採取や写真撮影を拒否しました。

アメリカ軍は5月25日に燃料漏れがあったにも関わらず地元への連絡は1週間後で、嘉手納町、北谷町、沖縄市の3つの自治体の代表が8日、現場の立ち入り調査を実施しました。しかし、現場の写真撮影や油がしみ込んだ土壌の採取を認めませんでした。アメリカ軍はきのうの県の調査でも写真撮影などを拒否しています。

北谷町の野国昌春町長は「鼻を近づけると異臭がした。(安全性について)地域住民との認識の違いがある」とアメリカ軍に伝えた事を明らかにしました。

アメリカ軍は燃料で汚染された土壌を日光にさらし油を蒸発させると説明していますが県や地元では環境汚染が広がる可能性もあるとして独自の水質調査を継続する方針です。