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今日は大会第4シードで初戦は那覇西との対戦が決まった普天間高校です。今年創立60周年を迎えた県立普天間高等学校!県内有数の進学校でありながら部活動も盛んで中でも野球部は部員が104人という大所帯のチームです。その野球部ですが実はグランドを使用する運動部が多くてこの日の様に1面を使って伸び伸び練習ができるのは週にたった1回だけです。

浜畑康貴キャプテン「練習一つ一つに意味を持たせながらやってるんで練習自体の質は量を上ってしっかりできていると思います」

この練習に対する意識の高さがこのチームの強さ!厳しい練習環境をものともせず、春の県大会では8年ぶりのベスト4に進出!見事夏の第4シードを獲得しました!

津留直樹監督「キャプテンの浜畑を中心にがんばった成果だと評価してます」

しかしチームは今大きな不安を抱えています。春の大会で21イニング無失点投球をするなどチームの大黒柱として活躍したエース『比嘉慎二』が連投による疲労で右肩を怪我してしまったのです。

津留直樹監督「このチームというのはこの子(比嘉慎二)が中心で回ってきましたので厳しいですね」

比嘉慎二投手「今やるべき事をやれば大丈夫だと思うんでそこを厳かにせずやっていきたいです」「(夏のマウンドに上がりたい気持ちは?)はい、強くあります!」

夏のマウンドに立っている姿を思い描きながら、復活を目指しリハビリに励んでいます。またナイン達も比嘉慎二が帰ってくる事を信じています。層の厚い投手陣は比嘉が戻ってきた時にエースにかかる負担を少しでも減らそうと共にレベルアップをはかっています。中でも縦に大きく曲がるカーブを武器とする宮城透は最近怪我から復活した事もあり、投げられない比嘉の気持ちは誰よりも分かっています。次は自分ががんばる番だと気合十分です

宮城透投手「ピッチャーも今、慎二がいなくて落ちてるんですけどそこを自分ががんばっていけたらなぁと思って練習してます」

創立60周年に甲子園という華を添えたい普天間高校。エースの復活を信じて夏の大会に挑みます!

津留直樹監督「何とか節目(創立60周年)で日頃お世話になっている方々に恩返しをしたいなぁと思ってます」

浜畑康貴キャプテン「絶対甲子園行きたいと思ってるんでそれを実現するためにしっかり練習一つ一つを丁寧にこなしていきたいと思います」

「古豪復活目指すは頂点!」

目指せ甲子園、来週月曜日は前原高校です!