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国が名護市辺野古の基地建設予定地で実施している事前調査に抗議する環境保護団体が、那覇防衛施設局に調査の中止を求めました。

施設局を訪れたのは、WWFジャパンなど6つの団体で、抗議文とインターネット上で集めた1432人分の署名を提出しました。

メンバーらは「事前調査は目的や内容が不透明なため直ちに中止し、合法的な環境アセスメントの手続きをとるべきだ」と求めました。これに対し、施設局は「前回の調査は阻止行動で作業が進まなかった経験から、内容を明らかにできない」と説明し、理解を求めました。

このほか、調査でサンゴを傷つけるなど環境に影響を及ぼした場合、県への報告が義務付けられていて、保護団体では早急な対応を求めました。