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名護市辺野古沖の基地建設の調査ために設置された「サンゴの着床具」の一部がサンゴを傷つけている様子を26日QABのカメラが撮影しました。サンゴを傷つけているのはへのこの沖合い1キロ半ほどの地点で着床具を固定する鉄柱がキクメイシという種類のサンゴを砕く形で打ち込まれています。

着床具は、比較的サンゴのある場所を選んで設置されているものの防衛施設局が産卵に間に合わせたいと強調している「ミドリイシ類」は非常に少なく、またこのポイントでは産卵する大きさに達しているものはありませんでした。沖縄リーフチェック研究会会長安部真理子さん「ほとんどのものが直径10センチに満たないんです。産卵成熟サイズにはまだ達していないと思います。」

サンゴの破壊については21日、市民団体が発見し抗議していますがこの着床具は全部で39箇所設置される予定で設置の技術や調査方法の不備が今後大きな問題になりそうです。