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障害者の介助にあたるガイドヘルパー。その資格の取得を目指す高校生たちが17日、沖縄都市モノレールで実習を行いました。実習を行ったのは、沖縄水産高校で福祉サービスを学ぶ高校生17人です。

高校生たちが取得を目指しているガイドヘルパーとは視覚障害者など障害を持った人の外出時の付き添いや、移動の際の介助を専門に行うヘルパーのこと。水産高校はおととしからこの実習を行っていて、生徒たちは、沖縄都市モノレールの空港駅で、視覚障害者を車内にエスコートする実習を行いました。

障害者の立場になって、目隠しをしてエスコートを受けながらモノレールからホームへと降りた生徒は、「怖かった。(モノレールとホームとの)間隔も全然分からなかった」と話し、エスコートをした生徒も「(相手に)見えないことをうまく伝えるのが難しかった」と話していました。少子高齢化で福祉サービスの需要が増える中ニーズも多様化していて、現在、県内では2校の高校でガイドヘルパーの資格取得のための実習を行っているということです。